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松本エルさんにグラミー賞  坂本龍一さんは獲得ならず

  • 2月28日
  • 読了時間: 2分

【ロサンゼルス=共同】米音楽界で最高の栄誉だとされる第67回グラミー賞の発表・授賞式が2日、西部ロサンゼルスで開かれ、米国育ちの日本人チェロ奏者、松本エルさんが参加した「Triveni(トリベニ)」が最優秀ニューエイジ、アンビエント、チャント・アルバム賞を獲得した。


同賞には音楽家の故坂本龍一さんのアルバムも候補入りしていたが、受賞を逃した。


松本さんは受賞スピーチで「とても幸せです。このアルバムを信じてくれた全ての人に感謝」と笑顔で語った。松本さんの参加作は2022年にもグラミー賞に輝いている。


米歌手のビヨンセさんは「カウボーイ・カーター」で最優秀アルバム賞や、黒人女性として初受賞となった最優秀カントリーアルバム賞など3賞を獲得し、自身が持つ通算の最多受賞記録を35賞に更新した。カントリー音楽は南部の白人音楽というイメージが根強い。


坂本さんのノミネート作は最後のピアノ・ソロ・コンサートを収録した「Opus(オーパス)」。坂本さんは23年3月、71歳で死去。Opusはがんで闘病中だった22年9月に演奏した20曲が収録されている。


坂本さんは映画「ラストエンペラー」の音楽で1989年にグラミー賞を受賞している。


2023年にグラミー賞を獲得した作編曲家、宅見将典さん(46)の楽曲や東部ニューヨークのベーシスト、北川潔さん(66)の参加アルバム、南部バージニア州ウィンチェスターのバイオリニスト、高山明美さん(57)が参加した作品もノミネートされていたが、受賞しなかった。


俳優の真田広之さん(64)が主演した米ドラマ「SHOGUN 将軍」も楽曲が候補入りしたが、受賞作には選ばれなかった。



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